トピックス 作業と仕事の大きな違い

一見すると大した違いの無さそうなこの二つではありますが、実は決定的な違いがあります。
言い換えれば「仕事人」と「作業員」の違いでもあるのですが、そ・れ・は・・・・
〘する人と結果の関係〙です。

「する人」によって、結果が変わる、又は変わるべき事柄を仕事と呼び、
「誰が」やっても、結果が変わらない、又は変わるべきでない事柄を作業と呼ぶのです。

ラブホでの清掃は・・・作業ですし、作業であるべきです。
掃除した人(従業員、パート)によって、部屋の様子が変わって困るからです。
もちろん、電話の対応も、ルームサービスのお料理も同様です。
電話対応が人によって違っていてはご予約も承れませんし、作る人ごとに、お料理の味や盛付が違うのも困ります。

でも、経営は作業ではありません。
前述の作業とは違って、個性が必要です。
近隣競合店舗との競争に勝つためには、違いが戦力であり必要なのです。

なので、経営責任者は、仕事人なのです。(でなければいけないのです。)
また、逆に従業員は作業員に徹するべきなのです。
これが、崩れると・・・
ホテルが崩れます!

具体的には「経営者が作業に従事する」事であり、もう一つは「作業員の力量が揃ってない」事です。
この二つは、どちらか一つでも充分にホテルに致命的な結果をもたらします。

誰がやっても〝同じ結果をもたらすであろう”又は〝そうで無くてはいけない”「作業」に「重要な経営方針決定をするべき経営者」が従事したら・・・
ホテルは、たちまち進むべき道を踏み外し、経済的な座礁をするでしょう。

同様に・・・
誰がやっても〝同じ結果をもたらすであろう”又は〝そうで無くてはいけない”「作業」を力量の違う(揃っていない)人たちに委ねたら・・・
お客様に、毎回違った内容のサービスを提供してしまう事になり、たちまち人気は地に落ちるでしょう。

ですから、経営者は「自分は仕事人である」との自覚をもって、ホテルを舵取りし、従業員の力量を揃える工夫をする必要があるのです。

これが出来てさえいれば、ホテル経営は万全と言う訳ではありませんが、とても大事なことなので、お忘れなき様に(^_-)-☆

もし、経営者が「自分は仕事人としての力量に自信がない」とか、「何を戦力として戦っていくべきかが判らない」などと悩んだり「従業員の力量を揃えるって、どうやるんだ」と困ったら・・・その時は「コンサルタント」を雇いましょう。
全ての答えが揃っています。(他社は解りませんが、弊社には揃っています)

株式会社スパイラル 平田 壯吉 代表取締役

平田 壯吉

スパイラルは、運営請負や人員派遣を行わず、ラブホテル経営相談一筋に、多数の繁盛ホテルを誕生させて参りました。
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